事業として、BASE(ベイス)の導入を検討してみた結果

ベイスBASE

 

最近テレビCMでBASE(ベイス)を見かけました。

基本機能がすべて無料で使えるネットショップ作成ツールとしてここ数年一気に利用しているお店は増えてきた印象があります。無料で使えるネットショップはすでに他にも色々あったのに(文末参照)、広告力って大切だなとしみじみ思います。

 

個人的にコーヒーが好きなのでSNSで自家焙煎の通販ショップを探してみたりするのですが、個人で副業的にやってらっしゃるお店はかなりの割合でベイスを利用しています。

 

私はベイスが世に出たその日に偶然知りサービス内容の確認だけ済ませたものの、アカウント登録もしていないままでしたので、この数年でどういう変化をしたのか見てみることにしました。

相変わらず充実した無料サービス

BASEの登録自体はとても簡単です。

 

BASEにアクセスし、メールアドレス・パスワード・希望のショップIDを入力してIDが他の人とかぶってなければ登録完了。

 

ベイスから確認メールがとどき、メールから再度ログインすることでショップ作成にすすめます。(ここまで1分ぐらいで終わりました)

 

初期費用や月額利用料、受注システムの利用や納品書の発行など、ネットショップの基本的な機能は全て無料です。

個人的には、「無料で商品登録にcsvファイルを利用できる」のが嬉しいところです。

 

csvとは? という方に簡単に説明すると、エクセルのような表計算ソフトをつかい指定の項目(商品名、販売価格など)を入力して作るデータファイルです。

商品数が少なければ1つ1つ商品登録していっても構わないのですが、何十、何百も商品登録していくとなるとデータをまとめて一括登録した方が早いです。これが有料である場合も多いのですがBASEでは無料で利用できます。

 

その他、ラッピングに使える包装資材や商品撮影*まで無料でやってくれます(*商品によっては不可のものあり)。以前は梱包の段ボールまで無料でしたがそれは無くなったようです。

 

手数料の増額&かんたん決済が「必須」に

しかし、順調にショップ情報の登録をすすめていくと「決済方法の設定」にひっかかりました。

以前はたしか必須事項ではなかったはずの「かんたん決済」が必須になっています。ヘルプで確認してみると2015年12月より必須になったようです。

 

baseかんたん決済

 

かんたん決済とは、BASEが仲介に入ることで各クレジットカードブランド・キャリア決済・コンビニ払いなどを誰でも利用できるようになる一元管理決済システムです。

 

「利用料は売上代金(送料含む)の3.6% + 40円/1注文」だけだったのですが、2017年9月からさらに一注文ごとに3.0%の利用料が加算されることになったようですので、実質6.6% + 40円/1注文

 

そりゃあ、無料でここまでやってくれるのですから多少は仕方ない、、と思いますが、では実際この手数料で手元にいくら残ってくるのかという話です。

BASEで販売したら手数料はいくらになるか?

仮に1ヶ月で30,000円の売上げ。注文単価は3,000円。送料は全国一律500円としてみます。

注文件数は10件ということになりますから、手数料は

 

(3,000+500)× 10 × 6.6% + 400 = 2,710円 となります。

 

もし単価が1,000円なら注文件数は30件。

(1,000+500)× 30 × 6.6% +40 × 30 = 4,170円 が1ヶ月の手数料。

 

がんばって月に10万売ってみたりすると、

(1,000+500) × 100× 6.6% + 40 × 100 = 13,900円。

 

これだと、お高め有料ECサイトと差がありません(むしろ高い)

 

もちろん、ほんの少しでもお小遣い稼ぎになれば、、という人や、月に一度売れればOKみたいな高単価のものを扱っているのであればありかも知れません。

 

ですが、事業でネットショップ進出を考えている方で、月に10万の売上げで満足する方はあまりおられないでしょうし、なによりのBASEの弱点としてグーグルやヤフーの検索には相当弱いです。

 

実際、冒頭で述べた自家焙煎のショップさんなどは、「地名+自家焙煎+ショップ名」まで入れて検索しても引っかかりませんでした。

ブログやSNS、youtubeなどで元々強いネットワークでもあれば検索対策(SEO対策)は気にしなくてもいいかもしれませんが、そこまで出来ている人はあまり多くないでしょう。

BASEに登録してみた感想まとめ

まとめると、BASEは個人があくまでお小遣い稼ぎ目的で出店するなら、煩雑な手続きをする必要もなく無料で基本機能が使えるので便利

 

きちんとした事業として扱うのであれば、熟考が必要。というところです。

ビジネス利用かつ、無料で運営できるビジネス用ネットショップサービスならイージーマイショップ、またはSTORESをおすすめします。どちらも有料サービスも用意されていますが、無料プランでもかなりの機能が利用可能です。

 

もし既にレンタルサーバーを借りている状況なら、WordPressでネットショップを作るという手段もあります。(スクエアカード決済を利用すれば手数料3.6%のみ)(参考:WordPressで作る無料ネットショップ

 

ご参考になりましたら幸いです。