今回のコロナ渦において、これまで対面販売のみだった事業者の方の中にはネット通販など、複数の販売チャンネルを模索・検討されておられる方もいらっしゃると思いますし、そういう相談を受けることも増えました。
しかし、たとえば町の小さな八百屋さんのように
- 在庫を不必要に抱えていない
- PCを置くスペースや知識に乏しい
- コストをあまり掛けたくない
などで二の足を踏んでいる方は多いようです。
実際、これまで既にネットショップで生鮮食品を販売しているお店を見てみると、たとえば松茸のような季節限定、かつ希少性の高い商品を大量に仕入れることが可能なお店(または生産者)が主であり、しかも楽天市場などの大手モールに出品している場合がほとんどです。
たとえば楽天市場では最低でも毎月2万円近いコストが発生しますし、その上ショップ作成や販売管理を外注していたりするとかなりの金額になります。(100万近い売上があっても利益がほとんど残らない松茸専門店もあるそうです。何のためにやってるのかと)
こういう方におすすめしているのが、らくうるの機能の1つである「スマホでかんたん販売」です。
「SNSに投稿する感覚」で「決まった数だけ」「時間限定で」販売できるので、小規模なお店には本当に向いていると思います。以下、手順を載せておきます。
もくじ
スマホで写真をとってそのまま販売
まずらくうるカートに申し込み。30日間は無料でお試し期間となりますので、その間に商品登録などを済ませて準備が出来てから本登録を申請することをおすすめします。
なお、らくうるカートは事業として申請していない個人の利用は出来ません(個人事業主はOK)
「スマホでかんたん販売」では、通常のらくうるカートURL・商品ページとは違うページを作成して利用することになるので、通常ページを利用しない場合は早速「スマホでかんたん販売」の登録にすすみます。
スマホでかんたん販売の登録・開始
とすすむと利用登録のページが出ますので、数字6桁以上のパスワードを登録し、画面のQRコード読み取り、または直接URL(https://cart-shop.payment-yamatofinancial.jp/smart/login)を入力し、専用の管理画面にログインします。
↑のIDとパスワードを、↓に入力してログイン
ログインすると↓のような画面になるので、
【+商品を登録する】をクリック。
商品画像・商品名・説明(任意)・販売価格・在庫(任意)・販売期間(任意)など必要情報を入力して【登録】。
これで登録は完了です。
販売時間を設定する
最初の「スマホでかんたん販売」設定画面に戻り画面を下にスクロールすると、スマホでかんたん販売専用のURLと、開店時間を設定できます。
お店(実店舗)の営業時間だけ注文を受け付けたい場合などは、ここで時間を調整し、完売時などに表示させるメッセージを登録しておきます。
スマホでかんたん販売を活用する
何といってもスマホだけで商品登録から販売管理までできるので、品出しや陳列の合間などに簡単に行えるのが最大の魅力です。
また、商品登録 → 登録した商品ページをSNSで発信 という作業を習慣化させることで新規顧客獲得にもつながります。
注文時間をピークオフ時間に設定しておき、注文が入った分を店頭から下げていけば良いので、過剰在庫を抱える必要もありません。
スマホでかんたん販売はライトプラン(月300円+税)で利用できるので、悩む前に一度試していただければと思います。