キャッシュレス還元制度終了まで残り3週間

キャッシュレス決済

2019年10月にスタートしたキャッシュレス消費者還元制度もいよいよ終了間近(2020年6月末まで)。

これまでキャッシュレス決済の代名詞として扱われて、急速に拡大してきた「QRコード決済」も曲がり角に来ているのではと聞こえてきました。

お店のキャッシュレス決済事情は7月以降どうなっていくのか、周囲の意見や動向を見聞きしながら個人的に考えてみました。

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アクティブユーザーの減少

昨年から本年年始までのQR決済業界はとにかく覇権争いで、各社ともなりふり構わぬキャンペーン合戦でしたが、ずいぶん落ち着きました。

キャンペーンの切れ目が縁の切れ目

しかし、ひそやかに聞こえてくるのが「キャンペーンやらなくなってから○○Pay使ってない」という声です。

元々「○○Payを使えばこれだけお得!」と宣伝してユーザーを増やしたのですから、お得感がなくなれば一定数のユーザーは使わなくなるというのは自明の理です。もちろん、そんなことは織り込み済みなのでしょうけど。

まだまだ利便性に欠ける

先日「丸亀うどんがQR決済受付を停止」とニュースになっていましたが、実際には対応レジ入れ替えまでの一時中止のようです。お客さん自身がQRコードを読み込むタイプの決済は時間が掛かりオペレーションも乱れますしね。

ユーザー目線でもお店目線でも、「(大手コンビニやドラッグストアのような対応レジ以外では)余計に手間がかかる」というのはQRコード決済の大きな弱点です。

キャンペーンによるお得感がなければ、交通系ICカードや電子マネー、クレジット/デビッドカードを使った方が圧倒的に便利で安全で会計も早いわけで。

結局は一体型のエアペイが強いのか

注意しておきたいのは、QRコード決済が下火になっているだけで、キャッシュレス決済全体の利用頻度は上昇しているということです。

先日の記事に書きましたが、コロナ渦が後押しする形でキャッシュレス決済全体の頻度は大きく増えています。

そう考えると、Airペイ(リクルート社)が結局のところ一番良いのではないかと思われます

エアペイは、複数の決済方法(クレジットカード・交通系IC・電子マネー・QR決済)をまとめて受付できるサービスですが、QR決済についても「お店がお客さんのバーコードを読み込む」形なのでレジのスムーズさは問題ありません

なにより、交通系電子マネーが扱えるのは大きいですね(全社対応ではないので注意)。地域や価格帯にもよりますが、通勤・通学で交通系ICの所持率は高いので決済で使えると強いなと感じます。

個別の加盟店向けキャンペーンは利用できない

airペイでPayPayauPAYなどのQR決済を利用するには、AirPay内での利用申請が必要となります。

まれに勘違いされている方がいるのですが、PayPayの手数料0円(2021年9月末まで)や、auPayの手数料0円(2021年7月末まで)はAirPayを通す場合関係なく、通常の決済手数料(3.24%)がかかるので気をつけましょう。

まとめみたいな雑感

QR決済が、これまで頑なに現金のみで商売してきた個人商店などにもキャッシュレスという選択をさせた、という意味では結構大きな功績だと思います。正直いって、ここまで広がるとは当初思っていませんでした。

しかし便利さや手軽さでは結局既存のキャッシュレス(クレジットや電子マネー)に追いつけなかったのは間違いなく、5%還元が終了する6月末以降、徐々にアクティブユーザー数の減少が見られると思います。(ばかでかいキャンペーンでも打ち出せば知りませんが。)

お店側からすると、別に維持費が発生するわけでもないですし、PayPayやAuPayの「手数料0円キャンペーン」は魅力であることは変わりないので、キャンペーンが終わるまではだらだら続けていて良いんじゃないかと思います。

最終的には、その決済方法がお店に合うかどうかという当たり前の話なので、キャッシュレス導入による

  • 売上単価の変化
  • 客数の変化
  • 来店頻度の変化
  • 回転率の変化
  • 現場の声

など、具に検証して判断すれば良いと思います。

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