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PayPay利用者が1,500万人、加盟店舗が150万店を超える


PayPayが10月1日に発表したプレスリリースで、利用者が1,500万人を突破・加盟店は150万ヶ所を超えたと発表しました。

キャッシュレス還元で利用者が増加

増税直前1ヶ月間のユーザー増加率がそれまでの4〜5倍になっていることからも、キャッシュレス還元に向けて新規登録した人が多かったのだろうと推察されます。

加盟店についても同様で、増税・キャッシュレス還元への対策と、今なら新規登録料や決済手数料などが無料というのも大きな理由だと思います。

割と高齢なご主人がやられている近所の居酒屋さんも「手数料がいらないっていうから、、」とPayPayに加盟されていました。少し意外でした。

シニア層のキャッシュレス、QR決済利用も拡大

シニア女性層に向けた情報誌を提供している「ハルメク」の調査によると、元々シニア層のキャッシュレス利用率は高く(*1)、QRコード決済の利用者数も半年前の4倍に増加(*2)しているようです。

先入観から「キャッシュレスといえば若年層が中心、シニア層は現金派が多い」と思ってしまいがちですが、決してそういうわけではないようです。
私の両親も70代シニアですが、そういえば「先月初めてクレジットカードを作った」と言っていたなと。

なんでも、「小銭を探してレジでまごついてしまうと年寄り扱いされて嫌」だそうです。

大手・中堅スーパーやコンビニ各社では必ずと言っていいほど、ポイント優遇クレジットカードのパンフレットが置いてありますし、キャッシュレス利用者が多いのも実は当然なのかもしれません。

一番よく使われているQR決済はPayPay

先ほどの参考2によると、シニア層ではd払いとPayPayがほぼ同数の首位。
d払いはともかくPayPayについては、

「○○ペイが乱立し違いがよく分からない中、テレビCMや、これまで断続的にスーパー・ドラッグストアなどでキャンペーンを行ってきた結果、“PayPayが最も聞いたことのある名前であった” 」ことも大きいでしょう。

シニア層ではない私でも、○○payは5つぐらいしか理解していませんし。

冒頭に書きましたが、加盟店登録無料キャンペーン(新規登録無料、まではカード決済手数料・入金手数料も無料(銀行による))も奏功し、加盟店舗数が150万ヶ所を超えたPayPay。

使えるお店が多い、というのは余計なことを考える必要(A店では使える・B店では使えない等)もないので、これからも相乗効果で加盟店は増えるだろうと思われます。

スーパーで見た明暗

我が家では日常的な買い物は私の役割です。
事務所は1km圏内に大小6ヶ所のスーパーがある競合地区にあるですが、キャッシュレス還元対応・非対応の差が増税初日・2日目に怖いぐらいはっきり出ていました。

よく値段を見てみると、キャッシュレス非対応のお店の方が還元分を考えても安い場合も多かったのですが、それでもキャッシュレス還元の方がお得なんだという心理があるのか、はたまた私のように複数の店に行くような人が少ないのか、どちらもか。

キャッシュレス還元に参加していない店は、しばらくの内はかなり強めのアピールしないと苦戦を強いられることになりそうです。

明日10月5日も、「最大20%還元・1/50で全額還元」(オンラインショップのぞく)という大々的なキャンペーンを行うペイペイ。

QR決済の覇権獲得のため特に年末商戦までは矢継ぎ早のキャンペーン展開が予想されますし、しばらくは話題に事欠か無さそうです。

PayPay

payPayのロゴマーク

加盟店230万軒、登録ユーザー3,000万人以上を誇る国内最大のQRコード決済サービス。

初期導入費ゼロ、決済手数料は2021年9月30日まで0円、ジャパンネット銀行なら入金手数料も0円という手軽さ。