キャッシュレス還元事業が近付いて来たせいか、最近になってPayPay絡みのキーワードでアクセスされる方が増えました。
これまで書いたPayPayの記事は、
「あくまでもPaypayは対面ビジネスで利用できる。オンラインで決済処理できるのはYahoo系サービスとPaypayモールのみ」
というスタンスで書いてきましたが、実は完全に不可能というわけではありません。
ただ、このやり方はお店だけではなく、お客様にも作業をしてもらう必要があります。
個人的にその辺りが好きではないので紹介してこなかったのですが、わざわざ弊ブログにアクセスしてきたりお問い合わせくださる方に申し訳ない気がするので書いておこうかと思います。
Paypayでネットショップ売上を請求する方法
PayPayに加盟店登録する
当然ながら最初にPayPayに申し込みしておいてください。2021年9月までは新規登録料、全ての利用料と手数料(*注)が無料です。(*注 振込手数料無料は2020年6月30日まで。ただしPayPay銀行を登録の場合は永年無料)
審査が完了すると「ご利用開始のお知らせ」というメールが届きます。そのメールに「PayPay for Businessログインアカウントの登録」というバナーが表示されていますので、そこからアカウント登録。
決済用のQRコードを作成
PayPay for BusinessではPayPayの全ての利用履歴や設定情報が管理できます。
まずはお店のプロフィール情報やロゴなどを設定。
その後、「QRコード」に移動。
ここで「固定金額のQRコードを作成」できます。
もうお分かりだと思いますが、PayPayでネットショップの決済を受け取る方法とは、
- ご注文代金のQRコードを個別に作成し、お客様にメールなどで送信
- お客様は送られてきたQRコードを自分のスマートフォンに保存
- お客様がPaypayアプリを起動し、保存したQRコードを読み取る形でPayPay払いを行う
となります。
各サービスで決済の簡略化が進められている時代に、(お客様にとっては)なんとも手間がかかる方法だなと感じてしまいますが、今後のクレジットカード離れも心配されている時代です。現状では不要でも先に備えてあらゆる手段を抱えておくのは悪くないと思います。
応用次第でさらなる可能性も
このQRコード作成を利用すると、メール送信だけでなくSNSで公開・DM送信などを通じて支払いを受けることも可能です。アイディア次第ではネットショップの注文決済以外にも利用できる可能性があります。
ご参考になりましたら。