店舗・イベント・オンラインで使えるクレジットカード決済サービス
Square(スクエア)は2013年に日本でサービス開始したクレジットカード&電子マネー決済サービスです。
VISA・MASTER・JCBなど国内主要クレジットカードブランドに加え、2020年から主だった交通系電子マネーにも対応が始まりました。
専用カードリーダーや決済ターミナルを使った対面販売のほかオンライン決済にも対応しており、実店舗や移動店舗での決済からイベント販売、オンライン決済まで幅広く利用されています。
Squareの初期費用・手数料について
Squareは初期費用・月額利用料金・振込手数料の全てが無料であり、カード決済にかかる手数料3.25% (JCBは3.95%)のみ必要です。
Squareをとおした売上は、売上日の翌日(三井住友・みずほ以外の金融機関は毎週金曜日)に入金されるので、キャッシュフローも大幅に改善されます。先述のとおり振込手数料は発生しません。
無料ネットショップ作成サービス
2018年にSquare社が無料サイト作成サービスであるWeebly(米国)を買収したことにより、Squareユーザーに無料ネットショップを提供するサービスを開始しました。
無料でありながら、SNSマーケティング連携やチャットシステム、ポップアップ通知などが行えるかなり高機能なショップです。
詳細:「Squareのショップ作成サービスが正式にリリース」
WordPressにネットショップを導入するためのプラグイン「WooCommerce(ウーコマース)」とAPI連携が可能なので、WordPressとSquareを利用したECサイトを構築することも可能です。
カード決済Squareと、WooCommerce(ウーコマース)プラグインを利用した、WordPress製のネットショップの作り方を解説します。全4回
決済にとどまらないマルチ機能
Squareは決済サービスにとどまらず、店舗運営にまつわる業務を包括的に取り込むように機能を拡充しています。ネットショップ作成サービスもその1つと言えます。
2019年のコロナ渦を受けてリリースされた「eギフトカード」はお店で使える優待券。一時的に営業停止を余儀なくされたお店が先に現金を獲得できるようにと機能追加されました。
基本的にスマホなどに表示させるオンラインカードですが、希望すれば本物のカードを作成することもできます(有料)
新型コロナCOVID-19の拡大を受け、Squareが「みらい優待券」機能をリリースしました。優待券の売上は売上翌日に口座入金されるため、キャッシュインを失っている事業の維持・継続に役立ちます。
管理業務を幅広くカバー
POSレジアプリ・勤怠管理アプリ(どちらも無料)も用意されており、1つのSquareアカウントで会計(現金・カード・商品券等)管理、勤怠管理(タイムカード機能)、顧客管理、在庫管理まで店舗運営を広範囲にわたってカバーすることができます。本当に決済にとどまらないマルチ機能なサービスです。