2022年9月から、らくうるカートでも定期販売が可能となりました。しかも追加オプションや費用は一切かからず、全プラン対応です。
定期購入機能(以降、サブスク機能)の導入はいろいろなサービスが行っていますが、別途申し込みや料金プランの制限があったりするので、なかなか太っ腹な措置です。
しかし、いざ始めようとするとマニュアルが分かりにくく(見つけにくい)、さらに必要な初期設定が多岐にわたるのでかなり大変です。
同じように迷っている方の為に、サブスク機能のマニュアルを残しておきますのでお役立てください。
定期購入の事前準備
商品自体のサブスク設定は商品編集で変更できますが、事前に設定・確認が必要な項目が4点あります。これが未完了だといくら商品情報を変更しても無意味ですので必ず最初にやりましょう。
定期購入商品専用の支払い方法を設定
サブスク商品にどの決済方法を有効化するかを指定しておく必要があります。
設定箇所は、
店舗設定 > お支払い方法 > お支払い方法一覧(定期購入)
定期購入機能の有効化
サブスク機能の有効/無効を切り替えられます。初期値は無効になっているので有効に変更します。
受注管理 > 定期購入 . 定期購入設定
その他、配送サイクルや初回注文から何日以内に発送するか、などサブスク機能に必要となる設定を行うことができます。
会員機能の有効化
サブスク注文は会員情報と紐づけられ、会員ログイン状態でないと注文できないようになっています。
これは、お客様が定期購入の契約途中で転居やクレジットカード番号変更があっても、会員情報を修正すれば自動で請求先情報も変更されるという利点となっています。
とりあえず、そういうわけで会員機能を有効化しておく必要があります。
顧客管理 > 会員登録設定
対応テンプレートを利用しているか確認
サブスク機能は22年9月に追加された新機能なので、それ以前に導入したテンプレートでは対応していません。
新しくテンプレートをインストールするか、サブスク機能に必要となるテンプレートタグ(差分)が公開されているので、テンプレートをカスタマイズする必要があります。
商品のサブスク設定
商品の編集に関してはあまり迷うことはないと思います。
商品編集をひらくと「定期購入情報設定」というタグがありますので、ここで初回価格や配送回数などを設定します。
「定期購入商品設定」を有効にするとサブスク販売に対応します。
「定期購入専用」では、お客様が通常注文(1回のみ)とサブスク販売をどちらも選べるようにするか、もしくはサブスクのみにするか、を指定します。
以上の手順をふめばサブスク機能が利用できます。