Shopifyのメリット・デメリットを包み隠さず書いてみます

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2017年末の日本上陸から2018年のローカライズ化(日本対応アップデート)を経て、今年&今後最も注目されるであろう世界シェア1位のネットショップ作成サービス「Shopify」(ショッピファイ)。

 

有名どころで言うと、靴下屋でお馴染みの「Tabio」さんがShopifyを使っています。
その他ワールドワイドな所でいえば、レッドブル・ネスレ・P&Gなどなど。

 

Shopifyについてはまだまだ情報が少なく、あちこちで評判を見てみても似たようなことしか書いてないので実際どうなのか自分で試してみました。

ときどき少し辛辣な書き方をしますが、機能アップデートが期待される部分が多いので、最後まで読んで各位ご判断いただけると幸いです。

 

Shopifyの特徴

最初にShopifyの特徴をシンプルにまとめます。

  1. 初期費用無料。分かりやすい料金システム
  2. 決済の導入・管理がスムーズ
  3. SEOに強い
  4. 基本機能に必要なアプリ(有料/無料)をプラスしていくスタイル
  5. 越境ECサイトが簡単に作成可能

では1つずつ掘り下げていきます。おそらく4番が判断の分かれ目です。

 

導入しやすい明瞭な料金システム

Shopifyの料金システムは非常に明瞭です。

初期費用は無料。

注文処理手数料は基本無料(*注)

振込手数料も無料。

 

毎月必要となる費用は、プランごとの29ドル(約3,143円)から299ドルまでの料金と、カード決済手数料3.24%〜3.9%(Amexのみ3.9%)。

 

自分で有料アプリや他の決済サービスを追加しない限りはこれ以外に費用が発生することはありません。

*注:ShopifyペイメントとPaypal以外のオンライン決済を利用する場合3%台の手数料が発生。

決済の導入がスムーズ

主な決済手段として、「Shopifyペイメント」が用意されています。
Shopifyペイメントでは、VISA ・ MASTER ・ AMEX ・ AmazonPay ・ GooglePay が利用できます。

現在のところ、JCBなど他ブランドのカード決済やコンビニ払いについては、アプリを通じて導入することができます。

 

「今後JCBブランドやコンビニ決済も含めた日本向けのペイメントシステムを提供する準備中である」 とCEOがインタビューで語っているので、決済について心配する必要は早晩なくなりそうです。

 

「決済・配送・広告マーケティングをひとまとめに管理できる」ことがShopifyの魅力だと個人的に考えているので、決済・配送のサービス充実化はぜひ急いで欲しいところです。

SEOに強いショップを作りやすい

Shopifyは「売れているお店が実践していることを基本機能に取り入れる」形で成長しているサービスです。自身で大きなカスタマイズしない前提で考えると、SEOに関しては初期状態でかなり有利な構造でできていると思います。

ざっくり要点をあげると、

  • デフォルトでschema.orgのマークアップがされている(Product)
  • ブログサービスが備わっている(サイトボリュームが増加)
  • 商品ごとにmetaタグの編集が可能

 

1つ問題点を付け加えると、初期状態ではレビュー機能がついていません。しかしレビュー機能自体は無料のShopifyアプリがあり、アプリ追加することで利用できます。

 

ただ、レビュー導入には多少のHTML編集が必要となります。編集といってもただのコピペですが、HTML未経験者には若干ハードルが高く感じるかも知れません。

利用無料なら最初からつけとけよと思わざるを得ません。商品レビューは構造化データの必須プロパティなので尚更そう感じます。

 

商品ページについて

商品ページについては、海外ECサイトでよく見るシンプルなスタイルです。
ごてごてしたページを望まれる方には物足りないかも知れませんが、個人的には結局このスタイルが一番いいんじゃないかと思っています。

 

テンプレートでサイトデザインを変えたり、知識なしでもある程度の編集は可能ですが、構造がシンプルなだけに限界があります。
商品説明用のフリースペースを作りこみたいのなら、やはりある程度のHTML知識は必要となります。

ちなみに無料テーマを使用したカスタマイズなしの商品ページはこんな感じです。(レビュー機能はつけています)
shopifyで作ったhogeTシャツのスクリーンショットです

広告マーケティングも一元管理

SEOとは違いますが、Facebook、Instagram、Googleマーケティングなど、主要な広告出稿と管理を一括で行うことができます。

一括の広告出稿も簡単で、広告チャンネルの比較・効果測定も非常にやりやすいです。

「ショップ構築やSEO対策に時間をかけず、より効率的な広告運用・売上アップをもたらす」 というShopifyの基本姿勢がよく分かります。

 

基本機能にアプリを追加していくスタイル

先ほどのレビュー機能も然り、納品書作成や配送会社との連携、JCBカード決済の導入など、基本機能にないところはアプリを追加する形で利用することができます。

 

レビューや納品書あたりは無料アプリを使えますが、多くのアプリは有償です。
初回のみ費用がかかる買い切りのアプリもあれば、従量課金のアプリもあります。この辺はカラーミーショップ同様です。

 

配送会社(ヤマト・佐川・ゆうちょ + 海外大手)連携アプリは配送伝票の作成から個々の配送状況確認まで全て一元管理できる優れたアプリですが、当然有料アプリです(19〜30円/1件)。

 

当初「Shopifyではポイント制度が利用できない」という意見があった為か、ポイントシステムを採用できるアプリもありますが、有料です。

 

配送日時を指定できるアプリもありますが有料です。そう、Shopifyでは注文時に配送日時を選択する項目がありません。

 

日本の配送事情は独特なのか、特に配送周りについてはまだまだ日本向けに特化してもらいたい点があります。

 

正直、決済の一元化よりこっちが先だろと思っています。
越境EC(海外通販)はさておき、配送日時の指定もできないのはダメでしょ。

 

高機能でなくて良いので、無料である程度配送周りのことができないと、小規模・個人事業主の方へのおすすめはしにくいです。
どんどんアプリ取ってしまうと月額料金もかなり高額化しますし。

 

越境ECサイトには超絶おすすめ

これまで欧米・アジアを中心に展開し100万ユーザー以上に利用されてきた実績から、海外通販には圧倒的な強さを誇ります。

50以上の言語、各国の税制や決済、配送システムに対応しているので、海外通販へのハードルはぐっと低くなるでしょう。

取り扱う商材によって、個人でも海外向けの通販を考える人は少なくありません。
そういう方には是非利用をおすすめします。

Shopifyのこれからに注目

2018年で基本的な日本ローカライズを済ませ、2019年がShopifyの本格的な日本参入といえます。

 

これから日本のユーザーが増えていくにつれあがってくるフィードバックに、どんどん対応してくるだろうと予想されます。
現に、つい先日見たときには無かったはずのポイントシステムが今日見ると出来ていました。

日本のシステム会社やサポート会社参入も増えてくるでしょうし、今年・来年にどれだけの進化を見せられるかに注目したいところです。

 

元々の基本構造自体は非常にしっかりしたサービスですので、配送・決済まわりさえ固めれば一気にのし上がりそうな気もします。

 

14日間の無料トライアルもあるので、お気になられた方はぜひご自身でお試しください。

 

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