カラーミーリピートとカラーミー定期購入機能の違い

定期販売

食品や化粧品、お酒の頒布会や雑誌の定期購読など定期的に商品を発送する定期販売システム。
一回の注文(申し込み)で継続的な売上が見込めるため、ネットショップでも導入を考える方は多いと思います。

しかし定期販売では決済スケジュールも通常とは異なるので別システムを構築せねばならず結構なコストがかかります。
定期購入システムはいくつかありますが、機能面・費用面など導入のしやすさはカラーミーリピート、もしくはカラーミーショップの定期購入機能を利用するかのいずれかになります。

費用面だけ見るとカラーミーの定期購入機能の方が若干安いですが、機能面ではカラーミーリピートの方が優れています。

特にカラーミーリピートは昨年相次いで機能アップデートを実施したので、案外知られていない2つの特徴をまとめていきます。

カラーミーショップ定期購入の特徴

1・「新しいショッピングカート」では利用できない

定期購入を利用するには「これまでのショッピングカート」である必要があります。「新しいショッピングカート」では利用できません。今後対応される可能性もゼロではありませんが、私ならこのまま機能改善せずにカラーミーリピートを薦めるかなと思います。

ここで「あ、無理だ」と思う方がいらっしゃると思います。そんな方は2番以降を飛ばしてカラーミーリピートの特徴にお進みください。

2・カード決済導入にはラージプラン契約が必要

カラーミー定期購入にクレジットカード決済を取り入れるにはラージプランの契約(7,223円/月)が必要です。
定期購入を代金引換や銀行振込のみで運用するならプランの縛りはありません。プランに関わらず、3Dセキュア対応のクレジットカードは利用できません。

定期購入商品の決済は「クレジットカード決済(要ラージプラン」「代金引換」「銀行振込」「ゆうちょ振替」のみ選択可能です。

3・購入者は会員登録が必須となる

通常商品と異なり、定期購入の商品を注文するためには会員登録&ログイン状態であることが必須です。なお、通常商品と定期購入の商品を同時に注文することはできません。

4・配送スケジュールは毎月

定期購入は「(お店が指定した)○○日に発送」という商品です。期間は「6ヶ月」「1年」など指定できますが、週単位の配送や「毎月第一水曜発送」など細かい設定はできません(カラーミーリピートは可)

カラーミーリピートの特徴

1・クレジットカード決済が即日利用可能

カラーミーリピートは決済システムにGMOイプシロンとPaypalを利用しています。カード決済の手数料は 【 3.4% + 30円/1件 】。クレジットカードの審査はなく契約当日からカード決済を導入することができます。Paypalはそのままでなくシステムとして補完的に導入されていますが、Paypalのビジネスアカウントを持っている場合はPaypalで決済を受けることも可能です。

2・オプション料金なしで後払い決済も利用できる

コンビニや金融機関で支払うタイプの請求書を送付し代金を支払ってもらう「請求書後払い」も利用できます。後払い決済にもカードと同じ手数料率がかかります。
万一、注文主からの支払いが滞ったとしてもGMOイプシロンが補填してくれるので店側への入金には影響ありません。

請求書発行料金として300円(税別)がかかりますが、これは購入者が負担すると決められているのでショップ側が発行料金を肩代わりすることは禁止されています。

3・発送日を柔軟に設定できる

カラーミー定期購入は固定の日にちに毎月発送する形ですが、カラーミーリピートは「隔週」や曜日指定などかなり自由に指定できます。

「スキップ」機能もあるので、お客様からの要望があった場合発送を次回に回すことなど柔軟に対応可能です。

4・リードタイムを指定できる

注文処理の扱いについて、ショップへの通知時期を指定可能です。

発送日でない注文は管理画面の【サブスク】(サブスクリプション:定期購入の意味)という項目に振り分けられていますが、たとえばリードタイムを3日にしておくと発送予定日の3日前に【注文】の項目に移動&ショップに通知という流れになります。

カラーミーショップの定期購入の場合は指定の発送日当日に受注項目に移動しメール通知がきます。メール通知はお客様とショップの両方に送信されます。

5・カラーミーオーナーなら優遇あり

カラーミーリピートは新規登録料無料、ショップ公開までは利用料不要、ショップ公開月から月額9,800円という費用体系です。

公開しなければ費用が発生しないので、作りこみに多少時間がかかっても費用面の心配はありません。
また、既にカラーミーショップで契約している場合は、月額料金が3ヶ月間無料となります。

2018年以降カラーミーリピートの機能改善が著しい

主に決済手段の拡充などカラーミーリピートの機能アップデートが続いている印象があります。
取り扱う商材によって導入できるか否かは分かれますが、消耗品や食品など対応商材を取り扱っているなら定期販売は検討してみて良いと思います。