前置きは私見ですので、実際のところは何が正しいのか分かりません。あくまで私の考えではこうだというだけです。
ネットショップでは商品ページが主役となりますが、サイト全体を考えるならトップページと商品ページの間となる、カテゴリページも手を抜くわけにはいかないと考えます。
検索エンジンの進化を見ていると、サイト全体→ページ単位→コンテナ単位 と、どんどん的を絞って評価づけしていっているのでそこまで気にしなくて良いのでは?・・ということはさておき、全体として適切な階層構造となっていることは、検索エンジンのみならずユーザーにとっても分かりやすいサイトになると考えるからです。
もくじ
らくうるカートのcanonicalタグがおかしい
らくうるカートでは、自動的にcanonicalタグが出力されるようになっています。
カノニカルとは類似内容のURLが複数存在するときに、どのURLを正式なものとして採用すべきかを検索エンジンに伝えるためのタグです。(*注:必ずしも採用されるとは限りません)
たとえば海外展開しており複数の言語に対応しているショップでは、同じ内容のページが複数存在することになるので、canonicalで統一させます。
パラメータつきURLでcanonicalを発行している
さて、前置きのカテゴリの話ですが、もちろんカテゴリ(商品一覧)にもcanonicalタグが発行されているのですが、商品一覧ページには並び替え機能があったり複数ページにまたがることがあります。
らくうるカートの場合には、sortKind というURLパラメータで並び替え表示を切り替えます。
こういうパラメータが入らない形でカノニカルURLを発行しないと意味がないのですが、カテゴリページのソースを確認したところ、ご丁寧にパラメータつきURLでカノニカルを設定しています。これでは何の意味もありません。
幸いにして、らくうるカートは完全白紙の状態からカスタマイズできる仕様なので自分で書き換えてしまえば良いのですが、気付かないとこの意味のないカノニカルタグのままです。
他のショッピングカートサービスと違って、らくうるカートのheadタグはかなりすっきりした作りです。
もしかすると、制作会社によって編集されることを前提に、最低限の構成にしているのかも知れないなぁ、、なんてことを考えていました。
短い内容ですが、どなたかの参考になりましたら。