店頭販売やテイクアウト注文を受け付ける
食品の通販をしているお店や工場の多くは、実際の店舗でも店頭販売しているケースが多いと思います。
近年、楽天やYahooショッピングでも一部ショップで対応が始まっていますが、ヤマト運輸のネットショップ構築サービスらくうるカートでも通販(配送)だけでなく店頭販売に対応しています。
店頭受取りは応用すればテイクアウト注文の受付にも使えますので、通販だけでなく店頭販売もネットで受け付けたい方、テイクアウト注文をネットで受け付けたい方は参考になさってください。
もくじ
ネットで注文受け付け、店頭で引き渡し
店頭受取りは、「配送方法」で設定することが可能です。
ご注文時に店頭受取りを指定された注文には送料が加算されず、当然代引き決済を利用することもできません。
店頭での現金支払いにも対応
いたずら注文を避ける意味では、他の通販商品と同様にクレジットカードや銀行決済(先払)など先に支払いを抑えておく方が無難ですが、店頭受取りに現金決済を選択可とすることもできます。
この場合は、支払い方法に店頭払いを追加することで可能です。
新規に店頭払いを追加した場合、従来の通販注文でも店頭払いが選択できるようになっている場合があります。
通販商品から店頭払いを除外したいときは「店舗設定 >> 配送方法 >> 配送方法一覧」で通販に使う配送方法の編集にすすみ、「お支払い方法の除外」で店頭払いを除外しておきます。
通販商品と店頭販売を別ページに分けたい場合
全商品が店頭渡しに対応できる場合は良いとして、通販用の商品と店頭渡し用の商品を別ページにしたい場合、カテゴリーで分けておくかスマホでかんたん販売機能を利用するかの二択となります。
「スマホでかんたん販売」は、スマートフォンだけで商品登録・販売ができる機能ですが、普通にPCやタブレットからでも商品登録〜販売・閲覧ができます。
またスマホでかんたん〜のページURLは、らくうるカートのショップページとは別URLとなるのでサブショップとして扱えます。メインのらくうるカートでは商品の通販、サブのスマホで販売ショップを店頭渡しやテイクアウト受付用に分けて運用すると良いでしょう。
スマホでかんたん販売で登録した商品はメインのらくうるショップには表示されないので、お客様が混乱することもありません。
スマホでかんたん販売には最初だけ登録作業が必要なので、詳しい登録方法などは↓リンクからおすすみください。
スマホでかんたん販売には「営業時間」という概念がある
一般的なネットショップと異なり、スマホで販売ショップには”営業時間”を設定します。
営業時間とはお店の営業時間ではなく、「ショップページの営業時間」です。
営業時間外にアクセスしてもページそのものが表示されないので、テイクアウトや店頭商品が日替わりとなる場合などに非常に有効です。
24時間365日表示されて問題ない場合は、営業時間を0:00 〜 23:59とすれば大丈夫です。
スマホで販売商品の配送・お支払い方法を限定させる
少し不便なのですが、スマホでかんたん販売の商品編集画面からは、配送方法やお支払い方法を編集することができません。
そのままだと、店頭渡し専用ページのはずが宅急便を選択できてしまったりするので、らくうるカートの商品管理(スマホで販売ページの商品管理ではなく通常の商品管理ページ)からスマホで販売用の商品を選択し、店頭受取り以外の配送方法を除外しておく必要があります。
応用すると色々なことに使える
らくうるカートは、応用次第で色々な見せ方ができるショップ構築サービスです。
ヤマト運輸の強みは実際にドライバー経由で現場の声を集めることができる(私も聞かれたことあります)ことで、全国各地でヒアリングした結果を機能に反映していっている印象があります。使ってみるとなかなか面白いので、ひとまず無料お試しでさわってみて「何だこの機能?」というのを自分なりに掘り下げてみるのも良いと思います。