お店のブログに日常の話題を書くならnoindex設定を忘れずに

blognanikaku2

前記事「ブログに日常の話題を書くことはタブーなのか」からの続きです。

「お店・会社のブログに日常の話も書きたい」
「日常の話や趣味の話を書くことで親近感をもって新規来店してくれる人もいるはず!」

という相談は結構よく聞きます。

なお、2つ目の意見には「まずそんなことはありません。あったとしても物凄く低い確率です」とだけお答えしておきます。

しかし前記事で相談してきた美容院やサロンさんのように施術中の会話のきっかけになる場合や、既に顧客となっている方が日常ブログを読んでより親近感を感じてヘビーリピーターとなる場合もあるのです。

この辺りはバランスが非常に難しいのですが、ブログ書き始めの頃なら9:1ぐらいの割合で日記的なブログをはさんでも良いと思います。(日記が1

ただしサイト全体のテーマは仕事内容で一貫しておきたいので、日記記事には「noindex設定」を施しておきます。

noindex設定とは

Googleなどでは、検索結果を適切に表示するため、新しいブログやサイト情報が更新されたことを発見すると自身のデータベースに記録します(index化)。
単語・文章・画像などがデータとして蓄積され、それを元にユーザーの検索結果に反映する情報を選別しているわけです。

しかし本筋と関係のない日記記事までindexされると全体のテーマがぼやけてしまうので「この記事は記録しないでください」と検索エンジンに伝える働きをするのがnoindex設定です。

nondex設定ができないブログサービスもある

最近ではWordpressを利用してブログを書く企業・お店が増えています。Wordpressならほとんどのテーマで記事作成画面にnoindexの設定箇所があるはずです。そこをチェックすればOKです。

はてなブログ、livedoorブログでも出来そうです(実際に試してないので断定ができません)
ざっと確認した中では、Amebaブログが無理そうですね。裏技的にnoindex設定ができるという噂もあったのですが実際は無理のようです。

ブログ集客で効果を求めるには

最後は余談ですが、ブログを書き続けることで本当に集客・購入につながるのかという話です。
これは全てがそうとは言えません。が、真面目にやってるとまぁまぁつながります。

前記事に悪い実例で挙げましたが、600記事もあるのに内容が薄っぺらすぎて役にたたない場合もあります。「毎日書くこと」を義務づけられているお店などでよく見るパターンです。「とりあえず適当に数行書いとけ 」ぐらいの感じで書いたところで時間と労力の無駄です。

あと、実際に効果を感じられるようになるまでには100記事が目安となるはずです。
今まで色々な業種でブログ係を担当してきましたが、業務内容に関わらず100記事を超えるあたりからアクセス数の変化が顕著になります。

週休2日で毎日ブログを書いたとしても100記事まで約5ヶ月。その5ヶ月間は多分「こんなことをして意味あるんだろうか」という悩みと戦う日々が続くと思いますが、くさらず続けていれば結果は出ます。

伝えるべきを伝えている、質問がきそうなことを抑えている、その辺りがしっかり出来ていれば必ず結果が出ると保証します。

どなたかのご参考になりましたら幸いです。