HTML編集Appを利用してBASEのテンプレートをカスタマイズする際、必ず使用しないとエラーとなる必須タグ(BASE独自の変数)がいくつかあります。
その中の1つにjQueryを呼び出すための{JQueryTag}タグがありましたが、2ヶ月も前に必須どころか非推奨となっていたので、反省をこめて書き残しておきます。
もくじ
今後もjQueryを使用する場合
まず第一に、jQueryタグは非推奨となっているので外す必要があります。
しかし別にjQueryで書いた文を全てVanillaJSで書き直せというわけではありません。
jQuery文を引き続き使用する場合は、CDNを利用して独自で読み込みましょうということだそうです。
他に非推奨となっていた独自タグ
jQueryの他にも非推奨となっているタグがありました。
BASEのURLやドメインを出力していた{BASEURL}タグ、{BASEDomain}タグの2つです。
BASEURLタグについては、cssやjsファイルの呼び出しに使用しているケースも多いと思いますのでしっかり見直したほうが良いと思います。
扱い方が変更になっていた独自タグ
privacyやcommunityなどなど、各ページで自動出力されるコンテンツ用のタグが全て変更されていました。
これまでは各ページごとに別々のタグでしたが、すべて{PageContents}タグに統一されています。
変更が必要となるのが下記です。
- 特商法ページ
- プライバシーポリシー
- コミュニティ
- ブログ
- お問い合わせ
まとめ
大多数の他ショッピングカートサービスと違い、BASEは(ユーザー自身がHTML編集Appを利用しない限り)公式に配信されているテンプレートをそのまま使用します(デザインマーケットで購入したテーマをコード改変なしで使用する場合も含む)。
テンプレート配信元がテーマを修正すれば、利用しているユーザーが個別に対応する必要がありません。それもあって、独自タグの扱いがいきなり変更になっていることは少なからずあります。
今回のjQueryタグ非推奨も近年の情勢からすると自然なことですが、気付いていないと無自覚なまま非推奨タグを使用し続けることになってしまいます。
公式のアナウンスを見落とさないようにと自戒します。
BASEデベロッパー更新情報:https://docs.thebase.in/docs/template/update/