以前は、ネットショップで新規注文を受けると、まずは自動送信メールが送られ、追って手動の確認メールを送るのが普通でした。今でもネットショップASPのメールテンプレートは自動送信用と手動送信用の両方用意されている場合が多いです。
個人的にこの作業が非常に嫌いでした。1日およそ1時間を、自動送信メールとほぼ同じ内容のメールを送るなんて非効率の極みだなと。
しかし、BASEもそうですが、最近は自動送信メールしか送らないショップも珍しくありません。
注文時の備考欄などに質問などあれば、手動でメール返信する必要がありますが、自動送信メールで全てカバーできれば手動送信メールは送らない というスタンスです。
そして、ショップの状況にあわせて、これを実現できるのが、らくうるカートのメールテンプレートです。
メールテンプレート内で変数やif文が使える
ほとんどの場合、ネットショップのメールテンプレートで自由編集できるのは、テキストかせいぜい変数までですが、らくうるカートの場合は、if文やfor文も含めて全て編集可能となっており、専用の変数も用意されています。
逆に、テキストだけ自分なりに編集したいと思ってテンプレートを開くと面食らうことになると思います。うっかりforの中にテキストを書き加えたりすると、同じ文言が意図せず繰り返されるというエラー(?)も発生します。
しかし、メールテンプレートをうまく使うことができれば、決済方法ごとに違う案内文を表示させたり、件名を変更したり、ということも可能です。
注文確認メールで一番手作業率が高いのが、「銀行振り込み決済のときは振込先口座を案内する」だと思うので、これが無くなるだけでも、結構楽になる方は多いのではないでしょうか?
どうにも利用者が少なくぱっとしないらくうるカートですが、個人的にはおすすめのASPですので、新規ネットショップ開店や移転をお考えの際には候補に入れてあげてください。