SEOを自分でやるにはどうすればいいのか?という話

当サイトの検索クエリを深くまでもぐって見ていますと「SEO 自分で」「SEO設定 自分でやる」などのワードをちょいちょい見かけました。

 

それはきっとサイト運営している人なら誰もが悩むことなのでしょうが、個人的には「基本を抑えて地道にがんばる」しか解決策のないことだと思っています。

 

いわゆるブラックハットSEOが駆逐され、コンテンツSEOと呼ばれる時代を経て現在なわけですが、ではただ闇雲にコンテンツ量(ページ数・文章量・情報量)を増やせば良いのかといえば必ずしもそうではなく、端的に短くまとめたサイトが1位にあり、冗長なサイトが下位にあったりもしばしばです。
先日「WEB担」さんの記事

小西氏は、リンク数やページ表示速度など、検索順位を判断する上で“一番重要なシグナル”はなんなのだろうかと質問したが、長山氏は「ない」と断言する。「ページの価値」を基準に、さまざまなシグナルを複合的に取り扱うのがGoogle

とありましたが、もう優先順位すら無いのなら、基本に立ち返ってやるしかないかな、というのが個人的な感想です。

Googleの基本姿勢

このブログでことあるごとに書いていますが、Googleは超ユーザーファーストです。

目先の金が第一なら、某口コミサイトみたいに広告費をじゃんじゃん払ってくれるサイトだけ上位に並べておけば済むところを、複雑怪奇なアルゴリズム組んで、いかに「ユーザーに役立つサイト」を上位表示するか考えているわけですから。

であれば、立ち戻る場所は結局ユーザー目線です。

ありきたりですが、

  • デザインは分かりやすいか
  • 見出しは適切か
  • 文章は分かりやすいか
  • 表示速度に問題はないか
  • モバイル・PCでレイアウト崩れはないか

まずはこの辺りの基本をしっかり抑えておくことからスタートです。

デザイン面の見直し

特にデザイン面については、自分でつくったサイトを客観視することが困難なこともあるので第三者の意見も聞いておきたいところです。

 

ユーザーが次にどこへ進めば良いのかすぐに分かるか・文字の色や大きさに読みづらさはないか・メニューボタンはすぐに見つかるか、クリックしやすい場所か・必要な情報がすぐに見つかるか などなど。

私も、 妻君に見せる → とことんダメ出しされる → 失意の底に沈みやり直す

といった行動様式をよくやります。

文章のわかりやすさ

私は基本的に下手の長文なので、文章についてはアドバイスできる自信がありません。
これも、第三者に読んでもらったり、音読するだけでもミスに気付いたりすることはありますね。

表示速度

よくやるのは、画像圧縮・srcset を利用して適切な画像サイズにすること。
見栄えのためにscript入れまくったりしないこと。
使っていないcssやjsはさっさと削除し、読み込み時に一本化しておけること。

 

これだけでも結構変わります。

 

サイト表示のスピードアップはSEOの為でもありますが、それ以前に、表示が遅いとユーザーはたやすく離脱します。私は5秒待って表示されなければそのページを閉じます。
いかに見栄えが素晴らしくても、そのせいでページが重くなるのは個人的に嫌いです。

構造化データの記述、alt role属性の設定

構造化データは、「このページは何について書かれたページか」を示すためのデータです。

検索結果のリッチスニペットなども、このデータを元にしています。構造化データの話は前にも書いたので詳しくはそちらを「JSON-LDでリッチスニペット表示

 

画像の説明を書くaltや、roleなどの属性値は、できるだけ適切に。
この辺はまだ自分でも手探りなところがあるので流します。

最後はやっぱりコンテンツ

なんだかんだと言っても、やっぱりコンテンツ内容が重要だろうと思っています。
少なくとも「ユーザーに納得してもらえるかどうか」という点を考えると、必然的にコンテンツ量は増えますし。

で、そのコンテンツはユーザーがすぐに見つけられる場所にあるか、、?と最初に戻って堂々巡りです。

という訳ですので、SEOを自分でやる! と決めた人は地道に頑張ってください。私もがんばります。