BASE(ベイス)のショップ運営、最低限入れておくべきアプリ

BASEはAppインストールから

この1ヶ月ぐらい結構な頻度でBASEを触っています。主にテーマの制作やカスタマイズなどです。

BASEをきちんと扱うのは今回が初めてなのですが、BASEは”簡単さ”が売りなのかと思っていたら、必要なアプリをインストールするだけでも結構な手間で色々な意味で驚きでした。

業種・目的によって多少の要不要は分かれますが、備忘録も兼ねて最低限入れておくほうが良いと思うアプリを列挙しておきます。

最初に入れておくべきApps

BASEは初期状態のままでも単純に商品を並べて売ることは出来ますが、デザインを工夫したかったり商品をカテゴライズしたり、送り状印刷のデータを一括で取得したかったりetc,etc..の場合、管理画面からApp(アプリ)をインストールする必要があります。

Appは多くが無料で用意されているので追加費用は掛かりませんが、正直なところ「最初から初期機能に入れておけよ」と思ったものも数知れず。

ジャンル別に推奨アプリを記しておきます。なお以下にご紹介するのは全て無料でインストール可能なAppです。

商品に関するApps

  • 商品オプションApp
  • ラベルApp
  • 商品説明カスタムApp
  • セールApp

商品オプション

選択式、または記入式のオプションを設定できます。サイズや色の選択が必要な商品、名入れ商品などを扱っていれば必須App。

ラベル

「New」「おすすめ」などのラベルを商品画像にプラスできます。デザインの幅も広いので使いやすいです。

商品説明カスタム

簡単な商品紹介だけ(初期状態)でなく、詳しい文章や画像、スライド、動画などを貼り付けられるようになります。

セールApp

商品にセール価格&セール期間を設定できます。

設定面

  • 送料詳細設定App
  • カテゴリーApp
  • 商品検索App
  • SEO設定App

送料詳細App

初期状態では全国一律の送料1つしか設定できませんが、地域別、都道府県別など細かく送料を設定できるようになります。

カテゴリーApp

カテゴリーを設定(大/中/小)し、商品をカテゴリー分類できるようになります。

商品検索App

ページに商品検索フォームを表示します。これぐらい初期機能でいいんじゃないのと思ったものの1つです。

SEO設定App

「SEOが全く分からない人のためのApp」らしいですが、ページのdescription (とkeyword)を設定できるだけです。それ以上のことは出来ません。

運営面

これらはいらない人もいるかも知れません。

  • 注文データダウンロードApp
  • 送り状データダウンロードApp
  • コニュニティApp
  • Google Analytics App

注文データダウンロードApp

指定期間の注文データをダウンロードできます。

送り状データダウンロードApp

配送会社のフォーマットに合わせて送り状発行用のデータをダウンロードできます。

コニュニティApp

会員システムを利用できるようになります。

会員限定の商品販売やコンテンツが作れるのでリピーターの多いショップや、ランク別に商品の差別化をはかりたいショップには良いかと。

また、会員登録にはPayID(BASEが提供している決済サービス)の登録が必要ですが、PayIDに登録しておくことで購入手続きが簡単になる というユーザー側のメリットもあります。

会員登録は無料制/有料制どちらでも可。

Google Analytics App

文字通りAnalyticsタグを差し込む為のAppです。

トラッキングコードを入力するので、あらかじめAnalyticsに登録しておく必要があります。なお最近アナリティクスがUA- からGA4に移行してきていますが、GA4には対応していません(2021年4月時点)。

解析用コードは「HTML編集App」を使ってご自身で差し込むことももちろん出来るのですが、一度HTML編集をしたテーマは今後のバージョンアップが適応されないというデメリットがあります。

ほかにもいろいろ

BASEといえば、Instagramとの親和性の高さが有名です。となると当然インストールするのは「Instagram販売App」。IG上でBASEの商品を販売する設定が簡単になります。

営業自粛からテイクアウトに舵をきった飲食店におすすめの「テイクアウトApp」

注文から受け取りまでの時間設定や営業日設定もきちんと出来る & オンラインで支払い完結するので店頭で代金受け渡しする必要がない ので便利だなと思います。

アイディア次第で使えそうなのが「定期便App」。本来は食品などの定期販売を行うためのアプリですが、サブスクリプションサービスは色々あるので食品以外にも応用できそうです。