最近カラーミーの料金プラン変更などもあったので、あらためてこのサイトでよく扱っている各ショッピングカート(ネットショップASP)のの料金やスペック等を分類しておきます。
これからネットショップを始める・乗り換えを検討している方のご参考になりましたら。
比較する各ASP
- カラーミーショップ
- らくうるカート
- shopify(ショッピファイ)
- stores(ストアーズ)
- easy my shop(イージー マイショップ)
カラーミー | らくうる | shopify | stores | easy my shop | |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 3,000円 *注1 | 3,000円 /
5,000円 |
0円 | 0円 | 0円 / 3,000円 |
月額料金 | 3,000 / 7,223円 | 300円 / 3,000円 *注2 | 29ドル | 0円 / 1,980円 | 0円/ 2,700円 |
カード手数料 *注3 | 5.0 ~ 5.5% | 5.0% | 3.4 ~ 3.9% | 5% / 3.6% | 5% + 40円 /
3.57%+40円 |
販売手数料 | なし | 1% / なし | なし | なし | なし |
商品数上限 | 上限なし | 1万 / 上限なし | 上限なし | 上限なし | 上限なし |
簡単さ | ○ | ○ | △ | ◎ | ○ |
カスタマイズ性 | ○ | ◎ | △ | × | ○ |
注1:2020年4月28日まで初期費用無料
注2:らくうるカートは年一括払いのみ(表示料金は月額)
注3:推奨、または標準で実装されている決済会社の手数料
・代表的な料金プランを2つまで掲示していますが、より高度なプランが用意されているASPもあります。
** 全て税抜き金額です。
*** SSL対応・スマホ対応などいまどき当たり前の部分は全て割愛
もくじ
各ASPごとの特徴・雑感
こうして改めて書き出してみると違うものだなと感じます。
それぞれにコンセプトというかメインターゲットとしている層が違うので、単純に「良い」「悪い」と断じるのは避けつつ、特徴、強みを書いておきます。
カラーミーショップ
累計4万4千店が利用、ネットショップ黎明期から続く低価格ショッピングカートサービス。
利用ショップの多さは情報の多さにもつながり、カスタマイズ情報や運営上の疑問などもググれば大体は出てくると思います。1,000円以下の料金プランは無くなってしまったものの、基本を抑えた機能性と豊富な決済方法。
テンプレートが未だにxhtmlベースなのでいい加減html5に作り直して欲しいところ。
らくうるカート
ヤマト運輸が提供するネットショップサービス。一次産業に人気であるせいか、スマホで写真を撮ってその場で商品登録できる機能や、お中元・お歳暮などに対応した複数配送先設定など、機能もそちらに偏りがち(応用すると色々出来てしまうので個人的には好み)
head内までhtml編集できるので完全カスタマイズ可能だが、テンプレートそのままでもあまり問題ない。欠点としてはレビュー機能がないのと、利用料が年一括払いのみであること。
ヤマト運輸が提供しているものの、佐川やゆうパックなどで配送しても問題ない。
shopify(ショッピファイ)
spotify(スポッティファイ)と間違えらがちな世界最大のネットショップサービス。日本では2019年に本格参入。
初期費用無料・低いクレジットカード手数料・詳細な分析 → 豊富なマーケティング機能・各SNSショッピング機能と一元管理可能など優れたサービスが利用できる一方、配送日時の指定ができない(カスタマイズすれば出来るけど初見では難しいor有料アプリを使用)・国内配送会社とAPI連携などが出来ない(有料アプリはある)など、日本対応しきれてないのが残念。
その辺を対応すると最強ASPかも。国内ではTABIO(タビオ)さんなどがshopifyを使用しているのでご参考までに。
stores(ストアーズ)
旧stores jp 。BASEよりもはるか前から無料ネットショップを提供している大手。
「htmlとかcssなんて全く知識がないけど、とりあえずショップを作りたい」という人でもネットショップを始められる簡単さ。htmlカスタマイズは不可でテンプレートを選んで利用するスタイル。
easy my shop
個人的な感想として、初めて知ったとき「え? これが無料ですか?」と非常に驚いたASP。
手数料がやや高めになるものの、無料プランでも非常に幅広い機能が使える高機能さ。機能が細分化&詳細に作られているので、慣れるまで使いにくいと感じるかも。慣れても少し使いにくい。